~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王
神鳴学園高等部二年、ある教室の窓際の席。
蒸し暑さの原因をさも楽しそうに振りまく憎々しい太陽を見上げる少年がいた。
ここにいる少年も、また裏の世界の住人の一人。
ぼさぼさの黒い髪、前髪の隙間からのぞく左目は常に閉じていて、反対の右目は開いてはいる、が、瞳は真っ赤な紅玉髄(カーネリアンカラー)の三白眼。釣り目というのも相まって一層“恐ろしい”という表現が似合ってくる。
名を御冠神楽(みさかぐら)麟紅(りんく)という。
どうにも長ったらしいふざけた名前だが、まぎれもなく本名である。
厳密には麟紅少年は魔法使いではない。ただ魔法的能力が備わっているというだけ。その本質はどこにでもいるケンカっ早い不良高校生である。
その麟紅が視線を前に向けると、教壇近くで騒ぐ三人の男子生徒の姿が。
蒸し暑さの原因をさも楽しそうに振りまく憎々しい太陽を見上げる少年がいた。
ここにいる少年も、また裏の世界の住人の一人。
ぼさぼさの黒い髪、前髪の隙間からのぞく左目は常に閉じていて、反対の右目は開いてはいる、が、瞳は真っ赤な紅玉髄(カーネリアンカラー)の三白眼。釣り目というのも相まって一層“恐ろしい”という表現が似合ってくる。
名を御冠神楽(みさかぐら)麟紅(りんく)という。
どうにも長ったらしいふざけた名前だが、まぎれもなく本名である。
厳密には麟紅少年は魔法使いではない。ただ魔法的能力が備わっているというだけ。その本質はどこにでもいるケンカっ早い不良高校生である。
その麟紅が視線を前に向けると、教壇近くで騒ぐ三人の男子生徒の姿が。