太陽と花~思い出のひまわり~
それも、約束の時間は7時。



今は・・・6時40分。



どれだけ、逢うの楽しみにしてるんだよ。



これじゃ、中学生の初めてのデートみたいじゃん?



俺にもそんな純粋な気持ち・・・少しは残っていたんだな。



それから10分後・・・彼女はやってきた。



俺を見付けた彼女は走り出す。



あぁ、そんな姿も可愛い。



「おはよう。」



と挨拶する俺に、


緊張してるのかどこかぎこちない挨拶をする彼女。



そして、


「あっ、あの・・・。」


下を向きっぱなしの彼女は、俺に水色の花柄の紙袋を突きつけた。



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