太陽と花~思い出のひまわり~
残り1日・・・私は悔いが残らないようにしたいと思った。



私が明日のケーキを作り始めようとすると、太陽君が話しかけてきた。



「ねぇ、ちょっと早いけど今日は店じまいして、思い出巡りしてみない?」



「えっ?」



「教会とか・・・行ってみない?」



私も来る時は行きたいと思っていたが、喫茶店のせいですっかり忘れていた。



「行く!」



私達はお店を早めに閉め、思い出巡りをする事にした。



「行こう。」



太陽君は私に手を差し出す。



初めて手を繋いだ時の事を思い出す。



最初は指先に触れるだけでも、緊張したんだっけ。



私は昔と同じように太陽君の指先だけつかんだ。



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