私の秘密の旦那様
この時まだ私は知らなかった…。
今から自分の目の前で起きる事を…。

「仕方ないなぁ―…」

ありがとう真ちゃん…

「サンキュー!
今度なんかおごってやるよ」

おごるのは私だよ…
お礼だって…。

「本当(笑)?」

「あぁ!」



「失礼します。横峰先生いますか?」

「あら?
さっきまでいたんだけど…」

「横峰先生なら芹澤さんと特別英語準備室に行ったわよ?」

「ありがとうございました…。」

えみちゃんと…特別英語教室に…?

なんか嫌な感じがする…。

「…行ってみようぜ?」

「でも…」

「ほら、行くぞ?」

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