私の秘密の旦那様
「やっぱり学校は…」

「大丈夫!
お願い!無理はしないから行かせて…?」

「…わかったよ」

渚、ごめんなぁ…

口には出来ない一言。

「じゃあ
   いってきまーす」

「いってらっしゃい、気をつけろよ」

「うん、じゃあまたあとでねー」



よし、俺も支度して…

「おめでとう。優也」

「兄貴…!もしかして…」

「お袋に聞いたよ。
渚ちゃんの“妊娠”」

「聞いたのか…。」

「支えてやれよ。
この時期はまだ不安定な時期だから流産したら大変だ…俺らの最初の子みたいに…。」

「あぁ…ありがとう。」

「芹奈が渚ちゃんに
“困ったらすぐ自分に言うように”だとさ」

「わかった(笑)伝えとくよ」

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