私の秘密の旦那様
「あ!渚お嬢様、お元気でしたか?
ご挨拶が遅れて申し訳ありません…。
ご懐妊おめでとうございます!」

「莉沙さん、ありがとう」

「先程、朱里さんが、
渚お嬢様をお探しでしたよ」

「あら本当?
ありがとうね莉沙さん」


「あ、いた!渚お嬢様!」

「どうしたの?
なんか私を探してたらしいけど…」

「ハァ…ハァ…渚お…嬢、様…ハァ…が」

「落着いて、朱里さん」

「…ハァ…はい…ご…懐妊された…と聞いたので…これを…」

「まぁ、お洋服?」

「男の子と女の子…どちらか分からなかったので黄色にしました!」

「ありがとう」

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