himawari

なんだかんだ話していたら夜の11時半だった。

子供体質なあたしは眠い…

それに気付いたアンズが
「ヒマワリかわいいね!もう眠いの?」

「うん…」

「じゃぁ〜明日も学校だしお開きしよっかぁ〜♪」

「うん。ごめんね。」

「ううん!すごい眠そうだけど…ヒマワリさすがに隣の部屋だから帰れるよね!」

「うん!じゃあおやすみ」
と言いアンズとユズの部屋をでた…

……………………………?

あれ?

あの後あたしどうしたんだろ?

目が覚めて辺りを見回すと知らない家具が並んでいた。

黒を基調としたシックな感じの部屋。

とりあえずその部屋から廊下にでると物音がしたので向かって行ったら半開きのドアが…

覗いてみたら

「キャーーーッ!」

「うをっ!びっくりした!朝っぱらから叫ぶなよ!」
と笑いながら近付いてきた
裸で下半身をタオルで巻いただけの
彼はキッペイ君…

「来ないで!」

「何?照れてんの?顔真っ赤だよ!かわいいね」

S!この人S!

…でもキッペイ君の身体は程よく筋肉がついていて男らしい体つきだった

この状況で分析しているあたしは変態!?

「ちっ違うし…」

「あははっ」

と悪戯に笑いながらキッペイ君は制服を着た。

スラッとしてさっきとコロっと雰囲気が変わった

「ってかなんであたしココにいるんですか?」

あたしは強く言った。

「やっぱ…覚えてないんだあ〜んな激しいコトしたのに」

「えっ…うそーっw(゚o゚)w」
あたしは気絶しそうになった


「うっそー!」

と爆笑する。

「あんさ昨日友達の部屋に行っててかえって来たらヒマワリが倒れてて…寝息を立てて寝てるからびっくりした」

「起こしてくれればよかったじゃん」

「起こしたって!…でも起きないしヒマワリの部屋鍵かかってるし…もう大変だったし…」

と言いながら頭を抱える

「っでも『はいもう文句言わない!ヒマワリ…ありがとうは?』

とあたしの言葉にかぶせて言うカラ何も言えなくなった…
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