旦那様は社長
「お話を続けさせて頂きます」
「手短に頼むよ」
社長が時計を気にしながら再び口を挟む。
あなたたちが横から口を挟むから先に進めないんでしょうがーーッ!?
あたしの怒りは最高潮。
「では単刀直入に申し上げます」
見てなさい、ナルシスト男。
今からあなたの面子を潰してあげる!!
「会長の代から続くこの会社ですが、社長の代で終わってしまうことをとても残念に思います」
わざと社長を挑発するように見ると、
「……は?」
思ったとおり、いつものポーカーフェイスが崩れた。