ブス
「じゃあ先に教室行ってるからね」
悪気を感じさせない声
普通の声で
さだこは普通の足跡をたてて

普通にドアを閉めた。


さだこが消えて数分たったなと思ったとき

私もトイレから出た。




教室に行きづらい

さだこが私の久々学校デビューをますます不安にさせた。

さだこの言動がなければ
こんな思いにはならなかった。



けどもう一時間目が始まる



そう
この日は始まったばかり






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