君のとなり―昼休みの屋上で―
「で。誰が誰のファンクラブに入るって?」
「私が、翔くんのファンクラブに入るの。何かご不満でも?」
ものすごくとげとげしく尋ねる千秋に、ものすごくとげとげしく返す美夏。
「ふざけんなっ!
俺様というものがありながら翔のファンクラブに入るとかお前はどういう神経してんだよ!!あぁ!?」
「こ―ゆう神経よ!
だいたい今時彼氏がいてもファンクラブに入ってる子なんて腐るほどいるっつーの!
頭堅いんじゃないの!??あんた!」
千秋、自分に様付けはどうかと思う・・・。
それと美夏。人を腐るなんて言っちゃいけないよ・・・?
そう頭の中で突っ込みを入れながらも、なお言い争いを続ける2人に私と翔は顔を見合わせてため息をついた。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
そろそろ2人の言い争いに飽きてきたのだろう。
2人をなだめにかかる翔。
「はいは―い。2人とも、とりあえず落ち着いて?」
そう言いながら間に入る翔を見て我に返ったのか、2人ともハッとした顔をして俯いた。
「わりぃ・・・。」
「はるか、翔くん。ごめんね・・・?」
ションボリしている2人に思わず笑い出す私と翔。
美夏と千秋はそんな私達を見て一瞬キョトンとした顔をしたが、やがてつられて笑い出した。
「私が、翔くんのファンクラブに入るの。何かご不満でも?」
ものすごくとげとげしく尋ねる千秋に、ものすごくとげとげしく返す美夏。
「ふざけんなっ!
俺様というものがありながら翔のファンクラブに入るとかお前はどういう神経してんだよ!!あぁ!?」
「こ―ゆう神経よ!
だいたい今時彼氏がいてもファンクラブに入ってる子なんて腐るほどいるっつーの!
頭堅いんじゃないの!??あんた!」
千秋、自分に様付けはどうかと思う・・・。
それと美夏。人を腐るなんて言っちゃいけないよ・・・?
そう頭の中で突っ込みを入れながらも、なお言い争いを続ける2人に私と翔は顔を見合わせてため息をついた。
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そろそろ2人の言い争いに飽きてきたのだろう。
2人をなだめにかかる翔。
「はいは―い。2人とも、とりあえず落ち着いて?」
そう言いながら間に入る翔を見て我に返ったのか、2人ともハッとした顔をして俯いた。
「わりぃ・・・。」
「はるか、翔くん。ごめんね・・・?」
ションボリしている2人に思わず笑い出す私と翔。
美夏と千秋はそんな私達を見て一瞬キョトンとした顔をしたが、やがてつられて笑い出した。