− fifteen −
新しい担任が
簡単な挨拶を終え
全校集会ということで
すぐに体育館へと
向かうことになりました。
みんながぞろぞろと歩き始めます。
私もその流れにまかせて
歩きはじめたとき
ドン!
横から歩いてきた子に
勢いよくぶつかってしまいました。
「ご、ごめん。」
と顔をあげて
私は氷りつきました。
ぶつかったのはユリでした。
ユリは不機嫌な顔を
隠そうともせずに
私をにらみつけました。
ご、ごめんなさい
私がもう一度
頭をさげると
ユリはニッコリ笑いました。
とても可愛い笑顔でした。
私がホッとすると
「あんたキモい。」
ユリは笑顔のまま
つぶやきました。
私はへらへらした顔のまま
固まりました。
それから私の
地獄が始まるのです。