恋・したい
「おや、まだ居たんですか?そろそろ閉めますよ」

事務員のおじさんが心配そうに職員室を覗いてる。

『すみません。今出ます』

こっそり涙を拭ってバッグを持ち立ち上がる。

『お疲れ様でした』

一礼して職員室を出ようとしたら

「野上先生…だか」
『はい?』
「教頭色々うるさいかもしれんけどあまり気にしたら駄目だぞ」

にっこり笑って

「負けるなよ」

って一言。
私は礼をして職員玄関へ向かった。
< 34 / 244 >

この作品をシェア

pagetop