僕の姫~ちっぽけな勇気~
「それは違うよ。」


僕はすぐに答えた。


「高校に入って、みんなの口調の中に僕の口調じゃ田舎っぽくて目立つと思ったんだ。

目立ちたくなかったから、溶け込むためにだよ。

知世ちゃんとの関係を隠したのは、高田さんの言う通りだけど…。」


結局、今じゃバレて目立っちゃってるよね…。


「でもね、知世ちゃんはおばさんとおじさんが共働きだから、毎晩僕の家でご飯食べてるんだ。

で、毎朝途中まで一緒に学校に行く。

学校で距離置いても毎朝毎晩一緒にいるから、あんまり変わんなかったよ。」


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