ギャップ的恋愛論
な、なんなのこれっ…!?
こんな事、しょっちゅう凌ちゃん達にされてるのに、一瞬あたしの心臓止まったんですけどっ!?!
「クックックッ…
アンタ、面白い……」
ってか、そんな綺麗な顔して笑わないで欲しい。
あたしが震える手で、髪を弄んでる指を払おうとしたのに、それはいとも簡単に拒まれた。
「なぁ、なんでそんな身持ちが固いくせに、あんな男に付いていったんだ?」
「そ、それは……」
あんな馬鹿な約束をあたしがしてしまったから…
激しく目を泳がせるあたしの視界に、妖しく輝くネオンの光が再び飛び込んでくる。
……そういえば…
写メ、どうしよう……
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