私の恋愛模様。
―――――――――――――――

「ははっ。わかってたよ。
俺の事、興味ないでしょ?」

「そ、そんなこと……。」

「いいよ。わかってたことだから。
だって結城さん、少しも赤くなってないしね?
少しでも赤くなってくれたら、ちょっとは脈あるかなって思ってたけど。」

え?私、告白されて赤くなってないの?

確かに、熱を持ったかんじはしなかったけど。

でも、だって、飛鳥のときは……。

「ねぇ、好きじゃない人に告白されて赤くなったら、その人の事意識してるって事?
赤くなればなるほど?
意識とかそういう対象じゃない人でも?」

「そうだと思うよ。
なんとも思ってなかったら、体は反応しない。
それはきっと、無意識のうちに意識してるんだよ。」
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