君恋
彼女がエロ漫画描いてよーが描いてなかろーが関係ない。
彼女の事信じてたつもりで本当は信じきれてなかったオレがいけなかったんだ....
まだ、間に合うよな?
「オレと梨果のヨリ戻んなら、こんな仕事楽勝だろ?」
「ありえねー!!!鬼だろ!!お前鬼だろ!!!!」
彼女の兄貴に自分の仕事を無理やり押し付けてスーツのまま彼女のマンションの下で待つ。
しょんぼりしてゆっくりと歩いてくる彼女。
下を向いたままで全くオレに気付いてない。
その姿がまだオレの事好きだって言ってるみたいで凄く嬉しかった......
「....梨果っ!」
パッと顔を上げて立ち止まった彼女。
オレは彼女の方へ歩き出す。
「.....ゆうと....」
聞こえないくらい小さな声。
オレは彼女を抱きしめた。
「ごめん梨果。ごめん......」