ホスト 神
ハルさんは一度言葉を区切り、俺達をゆっくりと見渡した。



「誰の客かは言わないが、タワーの準備も三つしてある。じゃあ皆頼んだぞ!」



『はい。』



「清斗、お前確か美容師の免許持ってたよな?あの気持ち悪い奴らなんとかしてくれ!道具あるか?」



…へぇ〜…清斗がそんな資格を持ってたとはね。



まぁ顔立ちも綺麗だから、器用そうだと納得出来る。



清斗はジュン、智樹、タカを順番に見て、自信無くやってみますと溜め息混じりに呟き、三人にメイクを施し始めた。



慣れないメイクを自分でしたもんだから、口紅は唇より一回り大きく塗ってるし、チークもただ押し付けただけで、ファンデもせずにメイクしたからその部分が際だって見える。



…まぁ清斗のテクニックでなんとかして貰おう…。
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