カップルのおきて【修正中】
「わあっ!!こんなとこに住んでるの-!?」





車の音と多さに圧倒されて、私は少し怖じけづいた。





…こんななかから、先生を見つけられるのかな…??





先生のケー番も、今どんな格好してるかも、何もかも知らない。私が今から会うのは、もう昔の先生じゃない。私だって、昔の私じゃない。今から会うのは、『新藤翔太』。












紙に書いた住所の場所に到着し、部屋の番号を確認して、ドアをノックした。





こんこんっ







…留守かな??









ドアノブをひねると、ドアが開いた。











鍵…閉め忘れたのかなぁ??











「先生…??」










「翔太っ、翔太ったら、もぉっ!!」




「やじゃね-んだろ??」













……そこには絡み合う2人の男女。むわっとした空気が立ち込めている部屋。激しいキスをかわす2人。私があの『先生』だと認識するまで、時間がかかった。それと同時に、あの約束も、『先生』も私のなかからいなくなってしまった。
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