天を仰ぎ


右手をミユの部屋の窓へ掲げ、右手を更に右へとはらう

すると勢いよくカーテンが開き、窓も開く


「えっ?!な、何?」

勢いよく風が部屋の中へと入ってカーテンを揺らす


「頑張っているご褒美です。」

ヒューは優しく微笑むとミユの腰に手を回す

「私にしっかりと掴まって下さいね。」

それだけ言うとヒューはまるでハイジャンのジャンプをする時の様に軽く床を蹴った




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