天を仰ぎ


「そうですか?まあ、想像以上に教師の雑務もありますね。羽根の力でも出来ますが同僚の教師の方や生徒も手伝ってくれますし。」


「それって全て女性じゃ…。」


「まあ、そうですね。たまに男子生徒も手伝ってくれますよ。」


ヒューはしれっと言う


男子生徒はミユ様を級長にしてからはミユ様と頻繁に関わりある私からミユ様の事を聞き出そうと躍起になってますしね
私が部活のコーチになり更に…

「ヒューって…。」
本当はニブい?!あれだけ、綾も他の生徒もヒューにアタックしてるのに


「ミユ様。外の風にでも触れてみませんか?」

「??」


ヒューはニヤリと微笑むとミユの腕を掴む


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