空の果て星の息吹

僕らは君と世界を語る

実技試験日が近づく。
シミュレーターや訓練室は各々交代で交換して動かす事になった。


僕は、ユイかシンと組んで使用した。


ユイの装機の的確な操作性は目を見張るものがあった

シンは抜群の反射神経で装機を操る、ユイはどちらかというと、努力の人だが、シンの動きは、野性的というかやはり、天才的な動きである。


戒音は相変わらず、動きにキレがあり、シンとは違う洗練された動きである、シンが動なら、戒音は静である感じを受ける。


北見は、無駄が無い、そつなく動作をこなすタイプである。


華やかでは無いが、かといって弱点も無い。 


自分はどうなんだろう?


ただ、僕は天才であるより、努力家で居たい。


一流よりも、二流のプロで居たいと思う。


だから、人よりも努力はしてきたつもりだった。
負けていないつもりだし、そうで無ければならない。

もちろん、やるからには皆には負けるつもりは無い。

何度も復習を兼ねる。


プログラムを再確認する。
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