空の果て星の息吹
スクーターを走らせながら久しぶりの佐渡の景色を味わうが、余韻に浸る暇は無く、学園まで急いで行かなければならなかった。


シンは学園までの距離を考えて、裏道を走ったので、かなり道は悪路で乗り心地は悪い、半ば酔いそうになりなからも、我慢する。


そのお陰か、かなりの早さで到着したが、揺られてフラフラして、地面に足を着けると、千鳥足になる。


だが、どうにか事務局へ行き、追試の締め切り応募を済ませた。


シンとユイに感謝しながら僕は進学を二人と同じ宇宙装機学部を受験する事にした。



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