空の果て星の息吹

人形のココロ

病室にもどると、伯母が心配そうに待っていた。


伯母にとっては何才になっても、僕は子供なんだろうなって・・・思った。


ベッドに入り、天井をみながら、どうしたら居場所を聞けるか考える。


伯母は、傍らで疲れたのか寝息を立てていた。


ユイに会って話がしたい、テロリストから守った、朱鷺で、一緒に宇宙にあがれる夢を追い続けられるのに

ユイの言葉を思い出す。


会えないから余計に・・・切ない。




逢いたくなる。




推理する・・・・



もう、確実に、今までの皆の対応はおかしい・・



事実を隠している・・・



ユイは怪我をしている可能性がある・・・





それは軽いものでは無い・・・・・




もしくは・・・・






考えたくないが・・・・








死んでしまった・・・・・







最悪な事態はそうなる。




考えてもわからない、聞かないと、わからない。



聞くしかない・・・


< 87 / 216 >

この作品をシェア

pagetop