さよならの十秒前
私は職員室に向かうことにした。

北村先生なら、何か力になってくれるかもしれない。

そう思ったのだ。

制服に着替えもせず、私は急いで家を出た。


いつものように、窓の外から職員室を覗く。

息切れしながら、北村先生を探すと。

北村先生は、一人の女性と話をしていた。

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