短編《ウェディングベル》



バージンロードの途中であたしを待つ男。


見たくない。


終始俯きかげんのあたしは、男の場所まで辿りついた。


嫌でも腕に手を通す。


ここまで来てしまったのだから、割り切ろとするものの…。


やっぱり陣くんの顔が脳裏に浮かぶ。


そして、誓いのキス…。


無理…、絶対に無理。


陣くんにしか唇をを許さなかったあたし。



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