短編《ウェディングベル》



結婚式当日。


俺は重い足を教会へと運んだ。


咲…。
頼む…。
来てくれ。














ゆっくりと教会の扉が開くと。


そこには、父親と腕を組む咲の姿。

さ…、さき…。


来てくれたんだ。

俺はバージンロードの途中で咲を待つ。


俺の腕にゆっくりと腕を通す咲は震えていた。



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