さよならのラブレター
そして実家に到着
玄関の鍵をあけると犬とお母さんが出迎えてくれた
「おかえり」
ニタニタしながら迎えてくれた
のぶちゃんはいつもでは考えられないほど紳士で礼儀正しい言葉で挨拶した
居間に入るとお父さんはテレビを見ていた
私はどちらかというとお父さんっ子だった
看護婦をしているお母さんは仕事の時間が不規則だった
だから決まった時間に帰ってくるお父さんといつも遊んでいた
だからというわけでもないが
中学生や高校生の時も思春期だから
『お父さんが嫌い』という事はなかった
「ただいま~」
「ん」
どちらかというとお父さんは無口だ
「おじゃまします」
「どうも」
一気に緊張した
みんなで座るとのぶちゃんが口をひらいた
「ゆいさんとお付き合いしています村上宣之です」
「ゆいの母です。
よろしくお願いしますね」
「こちらこそ!!」
そして会話が途切れた
玄関の鍵をあけると犬とお母さんが出迎えてくれた
「おかえり」
ニタニタしながら迎えてくれた
のぶちゃんはいつもでは考えられないほど紳士で礼儀正しい言葉で挨拶した
居間に入るとお父さんはテレビを見ていた
私はどちらかというとお父さんっ子だった
看護婦をしているお母さんは仕事の時間が不規則だった
だから決まった時間に帰ってくるお父さんといつも遊んでいた
だからというわけでもないが
中学生や高校生の時も思春期だから
『お父さんが嫌い』という事はなかった
「ただいま~」
「ん」
どちらかというとお父さんは無口だ
「おじゃまします」
「どうも」
一気に緊張した
みんなで座るとのぶちゃんが口をひらいた
「ゆいさんとお付き合いしています村上宣之です」
「ゆいの母です。
よろしくお願いしますね」
「こちらこそ!!」
そして会話が途切れた