さよならのラブレター
ピンポーン






15階についた







「こちらのお部屋になります」







私は部屋に入ったと同時にビックリした



大きな窓から街の様子が見える








「きれーい!!!」








いろんなお店のネオン








街灯





信号






看板








コンビニでさえも
その景色を引き立たせていた








のぶちゃんは満足そうに笑った








「食事19時だからさ少し時間あるな」








「今何時?」








「今18:30だょ」








「中途半端な時間だね…」








「うん…」








一瞬沈黙があった








「のぶちゃん?
今日無理して私の誕生日祝ってくれてるでしょ?」









「えっ?」








「疲れてるのにごめんね…
私帰ってもいいよ」









「はっ!?馬鹿じゃないの!?」









「…。」







「…。」









「ゆい?」







「なにぃ?」







のぶちゃんの顔を見た時
私の顔を真剣な表情で見ていた








「どうしたの?」
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