さよならのラブレター
それから30分…

のぶちゃんは来ない


私のイライラはおさまるどころか増していった


ようやく電話が鳴った
私は電話に出た

「はい」

どーせ今着くからとかいう電話でしょ





「〇〇病院の者ですが
北村唯さんですか?」


「そうですけど病院?」


「村上宣之さんが今うちの病院に運ばれてきました」


「えっ…」


「とにかくすぐに来てください」


「わかりました」


私の頭の中はパニックだった


病院に向かいながら実家に電話をした
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