さよならのラブレター

光を探して

それから半年が過ぎた…
私はずっと仕事を休んでいた…
部屋にも帰らず
ずっと実家にいた…



ある日の日曜日

私は決心した
「お父さん、お母さん…
私一回部屋に帰るね」


「唯?」
お母さんが心配そうに言った

するとお父さんが言った
「気をつけて行くんだぞ」


「うん…」


お父さん…
わかってくれてるね…


「ずっと逃げるわけにはいかないから…」

お父さんは笑って頷いた
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