臆病なサイモン
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こんばんは。
僕の名前は、H田。
ここから始まる数ページで僕は人生最大のハジを曝すことになる。
故に、実名は伏せさせてもらうよ。
中学三年生の夏。
今夜、どこかのクラスのバカが企画したらしい肝試しに、友達と参加することになった。
本当は、こんな下らないお遊びは無視して受験勉強をしていたかったが、友達がどうしても、って煩いから、仕方なく参加してやった。
どうせ家には、居候してる根暗で無口なイトコが居る。
勉強に集中できなのは変わらないからね。
ったくあの方言女、ブサイクなくせに生意気でほんとウザイ。
死んでくれないかな。
…話題が逸れた。
なんの話だったかな?
あぁ、低俗な肝試しの話だったね。
まあそう、仕方なく、僕は参加してる。
まさかクジで一番ノリになるとは思わなかったけど、別に怖くなんてない。
肝試しとかそんな下らない遊び、夜の学校を回るだけなんてね。
一体それのどこを怖がれって言うのか、バカが考える遊びはやっぱバカっぽい。
昼は勉強してる場所で肝試し?
ハッ!
笑わせるよ。