今でも・・・
そんなある日

あたしの人生が変わる出来事が起きた


あたしはその日ものすごく

機嫌が悪かった

何かあればすぐにキレて怒鳴っていた

あいつにぶつかるまでは・・・


―――ドンッ―――

「ってぇなぁ!どこ見て歩いてんだよ!?」

「あぁん?うるせぇよ」

げっ!

ぶつかった相手は松本祐輝だった

「あっ」

「あぁ??」

「なんでもねぇよ」

そのまま走り去ろうとしたとき

「待てよ」

「なんだよ?

「お前あの噂聞いてんじゃねぇの?」

「はぁ?何の噂だよ?」

「俺だよ」

――『みんなに告るって宣言してる』――

「それがなんだよ?」

「このケー番に8時に電話かけてこい」

そう言って紙切れを渡してきた

「覚えてたらなぁ!」

そう言って教室へ戻りみゆのもとへ走った

「みゆ!3年の松本祐輝にケー番書いた紙渡されたぁ!!」

< 5 / 22 >

この作品をシェア

pagetop