君は私の宝物【実話】




君は毎日小屋の中で眠っていた

歩けるのもやっとで立つと転んでしまう

だけど私が傍に行くと微かにしっぽを振った気がした

犬は涙を流さない…

そう思っていたけどその日の君の閉じた瞳からは一筋の涙がつたった




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