веst ー恋の詩ー

…ロープが……緩…んだ!



手をゆっくり,ロープから抜く…



右手のロープが,取れる。



やった!取れた!!



静かにバックを引き寄せる。



バックを音をたてないように開け,携帯を出す。



電源をつける。





ウソ……………





不在着信:8件

メール着信:1件



全部,拓斗だ…



電源をきってるから留守番電話になるはずなのに…



何回も留守番になったはずなのに…



拓斗は電話してくれたんだ。



涙が溢れ出す。



メールを開く。



『何かあったか?
今日,朝から紗夢,変だぞ?
連絡,待ってるからな。』
< 208 / 272 >

この作品をシェア

pagetop