веst ー恋の詩ー


プルルルルル…プルルルルル



『紗夢!?』



拓斗は,すぐに電話に出てくれた。



「拓斗!!
………ごめんね……………」



拓斗の声を聞いた瞬間,堪えていた涙が溢れる。



声は,震える………



『紗夢,大丈夫か!?
どうした?』



拓斗に…話さなきゃ。



「………今,知らない部屋にいるの。意識失ってる間に知らない女達に連れ去られたみたい…。」



『え………!!
大丈夫か!?
何にもされてないか?』



「大丈夫だよ………」



『よかったぁ…
絶対助けてやるから!
今,どこにいるか分かるか?』



窓もない部屋………



「わかんない…」
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