ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
先に口を開いたのは一瞬でシャワーを浴びてきた遙だった。
「え?
郁ちゃん、蓮の妹っっ??!
まぢで…!!!?」
開いた口がふさがらないってこういうこと。
私はビックリしすぎてしゃべる事も出来ない。
そんな私とは対照的に遙はもうフツウに喋りだした…。
「いやぁ…奇遇じゃ~んっ!!!
そうかぁ…
あの蓮のねぇ…?
ねぇ…?莉緒!
副会長としてはどうよ?」
どうよ?って…
どう答えんのさっ!!!
「ふ…副会長として?!
うん…、まぁ、あんまり関係ないって言うか…
そりゃビックリだけど仲良くするのに兄弟関係は必要ないって言うか…」
めちゃくちゃ気にしてるけどね…。
何か怖い…。
知ってたらどうしようってすんごく考えてるんですけど…!!!
「さすがぁー、言う事が違うねっ」
「そうですよね、やっぱり違いますねっ!!」