甘い香り

†アイのカタチ




……うん、決めた。

ある日の午後、あたしは目覚めて決意した。

起きるの遅いのはスルーで。

……アスターに、聞こう。

だって気になるんだもん!

あのパーティーから日は流れて、あたしの髪もだいぶ伸びた。

切りたいけど許しが出ないからそのまま…



「って、それはどうでもいいっ!!」



枕にパンチっ!

くっそ、この柔らかい感じが気持ちいい…。

いやいや、そうじゃなくて…。

今日こそ、真実をアスターから聞き出す!

何回聞こうとしてもはぐらかされたけど…

今日のあたしはひと味もふた味も違うんだからっ!



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