甘い香り



気にしないようにしてるけど、気になるよね!

いつか問いただそう。

30分間、そんな感じでアスターと話す。



「あ、もうすぐ30分経つね。
 水やりしなきゃ!」

「あぁ…」



肩をポン、と叩いてドアのほうへ行く。

あとちょっとで咲きそうな花もあるんだよね〜。

早く咲いたらいいんだけど。



「それじゃ、またね!」

「あぁ」



アスターの微笑みを少し眺めて、ドアを閉めた。

んー、何かのどかだよねぇ。



< 52 / 184 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop