☆★心風★☆
「まっ、待ってよ実花ちゃん!」



カツカツとヒールの音をさせながら、私は3つしかない階段を下り、実花ちゃんまで追いついた。



「さーてカラオケでのんびり行くか!」



「はい!」



私と実花ちゃんは、近くのカラオケBOXへ入った。



「203号室です」



店員さんにそう言って渡されたマイクやら入った箱。


私たちは、それを受け取ると203号室へ入室した。



歌詞が表示されるテレビ画面には、綺麗な男の人が胸に手をあて、熱唱している姿が映っていた。



こういうの見ると、歌いたくなるのよねー。



「んじゃ、まず何歌う?」


実花ちゃんは私にマイクを1つ渡し、考えるような顔をした。

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