夏恋つづり
「ああ…。」



絋ったら、たった一言かあ…。



そんなに照れなくてもいいのに…。



でも、なんかいい感じみたいだから、いっか。



「じゃあね。絋。」



そう言って、私は家の中に入った。



途端に造った笑顔が消えていく。



< 133 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop