夏恋つづり
絋は私の腕を掴むと、外へと私を連れ出した。



「絋……、痛いよ…。」



私が腕を振っても絋は離そうとしない。



どこまで行くんだろう…?



あんな絋の恐い顔…



初めて見た……。




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