夏恋つづり
でも、私…なんて言ったらいいんだろう…?



何を言っても言い訳になっちゃうよね…。



私は黙っていた。



「それに、友達とかにはメールで教えたんだろ?俺だけ何も知らされてないって、どういうことだよ。俺…今日知ったばかりなんだぞ?」



絋は荒々しい口調のまま、私に次々と言葉を発する。


私は唇をキュッと噛み締めた。




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