夏恋つづり
「おっ!すげーな!」



狭い道を抜けると、そこに広がるのは向日葵畑…。



緩やかな傾斜に沿って咲く向日葵は黄色いじゅうたんのようで、とても綺麗。



いつもながら、この向日葵畑を目にした瞬間は感動してしまう。



「わあ…懐かしいなあ!向日葵、小さくなったんじゃないか?」



絋は向日葵と背を比べる。


「だから、絋の背が伸びたんだよっ!」



本当、背高くなったよね…絋。



出会った頃は私と同じくらいだったのに、いつの間にか追い越されて、今はだいぶ差がついちゃったね。



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