夏恋つづり
にこにこしながら、私のことを見る絋。



目はくりっと丸くて、とっても可愛らしい。



「ぼくのなまえは、ひろ。」 


そう言って、にっこり白い歯を見せながら無邪気に笑った。




「わたしは、さや。はじめまして。」



その笑顔につられて、私もにっこり笑って名前を教えた。




この時に初めて絋を知った…。



笑顔が太陽みたいに明るい男の子…。



あの時、私はそう感じていたんだ…。



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