僕の記憶が消えていく
先輩がヒットを打ったものの5点の差を埋めることができず結果今季初の大差で負けた。
控え室では先輩たちが僕の周りを固める。
『お前のせいで負けたじゃねぇか!!』
『余裕で勝てる相手だったのに。』
『俺たちの今までの時間返せ!!』
次々と激しい口調で言われる。
今になって僕の行動で先輩たちの計り知れない思いは痛いぐらいわかるから僕はただ俯いて先輩たちの怒りを聞くしかなかった。
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