僕の記憶が消えていく
『そんなこと聞いて何になる?彼の力になりたいとか彼を助けてあげたいって思ってるのか。』
『そうだよ。好きな人の力になりたいって思うことは普通のことでしょ?』
『香吏奈は甘く考えすぎてる。この病気は今の医学ではどうすることもできないんだ。彼は…。』
『ある程度聞いた。歩けなくなって寝たきりになるんでしょ。』
『だったらもうそれ以上深く知らなくてもいいから彼とは別れなさい。』
突然の交際反対に戸惑った。