僕の記憶が消えていく

〜香吏奈side〜

『パパおはよう。』


リビングで眠そうなパパがコーヒーを飲んでいた。


『あぁおはよう、あのな香吏奈パパ仕事の人に呼び出されたから悪いけどまた今度彼に会うよ。』


『えーパパ約束したのに〜』


『ごめんな。じゃあ。』


パパはそそくさと席を立ち家を出ていった。


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