先生、私が変えてあげる♪
「さて、と」
俺は荷物を持ち、職員室に向かった。
確か、これで今日は最後の授業だな。
つーか、明日終業式じゃねぇか。
あぁー・・・今年1学期も終わりかぁ~・・・早いなぁ。
「京ぴょぉぉんっ♪」
「・・・・・・・」
じとーーーーっと、俺は正輝を見た。
――――こいつ、ぜってぇー悩みねぇな、と心に思っている京であった。
「ん?何?俺の顔になにかついてる?」
「いや?別に」
「ねぇーねぇー!明後日から夏休みっしょ?」
「そうだな」
「一緒に遊ぼ?」
「・・・・・」
お前・・・・・。