先生、私が変えてあげる♪
「じゃ、後でねぃ!」
そういって、大きく手を振って、正輝は走っていった。
どこに走りに行くんだか・・・。
と思ったのもつかのま。
―――――俺、次授業じゃねぇか!!!
やっべぇ!!
チャイムなる!
つか、何にも用意してねぇーよぉ!?
「やべぇ!!」
京は急いで職員室に向かっていった。
「あぶね・・・」
京が3-5に現れたのは、チャイムが鳴ったと同時。
こ、これでも一応、高校時代は陸上部だったんだからな!!
とまぁ、自慢にならない自慢を心の中で言い、ゆっくりと教室に入っていった。