先生、私が変えてあげる♪
「・・・はぁ、言えないんだったら、まだいい。
けど、いつかは言えよ。自分一人で抱え込むな」
「あ、はい・・・!」
だいたい、予想はついた。
ただ、証拠も何もない。
あざや傷が、目立つところにはあまりない。
きっと、服の下はあざだらけかもしれない。
「今日は、これで終わりにするか?」
「え?・・・あ、はい」
また、蒼井は下唇を噛んだ。
これは、何かイヤなことがあったらやるクセなのか。